どうでもええ話
一子相伝
カテゴリ: どうでもええ話
作成日:2022年12月01日(木)
4世代 中川製針所の時代から約100年にわたり受け継がれてきた 染技術
昔は毛ばり用の雉の羽の染から始まり、現在でも社長自らが行う職人技術のうちの一つを今回特別に初公開
何故このような技術を公開するかというと、ネタに困っているとの説もあるのだが・・・
とある部材を染め上げるのだが、
一番扱いやすいのが、割りばし 染具合が木にそまり色の付き具合がわかりやすい
*ちなみに当家元では 一度つかったホカ弁の割りばしを再利用して使用している。エコだし絶妙な長さと木質がいい
簡単に染といっても数字で表せるものではない。
気温・湿度によって染め上げる時間や濃度がことなり (一般的にバラツキという)
受け継がれてきた感覚でしか染め上げる事ができないからである
そして絶妙なタイミングで「びっくり水」をいれる (IHにすれば必要ないともいう) この作業を何時間も繰り返すのだ
そして大事な最終工程 「洗浄」
地下70mからくみ上げられる温度が年中一定の地下水で急激に下げる事で、抜群の発色と素材のコシが決まる緊張の瞬間だ!!!
そしてそれは同時に部材に生命がやどる瞬間でもある。
長年追い足しされた染料液だけでなく、すべての技巧が合わさって製品パーツが仕上がるのだ!!!
これは決して誰もがマネできる技術ではなく、一子相伝の技術としかいいようがない・・・ おしまい
*このブログ内容はかなりのフィクションです。きちんとモノづくりはしておりますのでご安心ください