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まず見ていただきたいのが今回DECOYがプロデュースした、新型トレブルシリーズの
鈎と鈎との角度である。
今回初めてトライしたFour Footed Hook- X-S51を始め、T-S21とY-S21の角度の違いを表示している。

図1
次に図1で見た角度を三角関数を使い、各箇所の長さを測定する。
これが意外と誰もが知っている方程式で分析する事が出来る。フックのゲイブをZと定義すると各部分の寸法は下記の様になる。

図2
鈎のゲイブ幅をZとして2次元でのフッキングのレンジを表示するとこのようになる。鈎先と鈎先との外周の長さの順番では X型 Y型 T型となります。鈎の形状にもよりますが、基本的にこの部分の長さが長いと言う事はフッキングレンジが広いと言うことです。
X型とY型の鈎はどの面からの捉え方でもでの均一な長さ(角度)を確保しており、総合的なバランスと言う意味では高い。しかしながら、Y型フックをベリー側のフックとして使用する場合、バランスを意識するあまりルアーに対しタイトになっているため、横からの魚のバイトにはいささか強いとは言いきれない。
このような時にはX-S51、T-S21は強い。いろいろ実釣からのデータをみても、ヒラスズキなど、横からのバイトが多い魚にはT型はかなりピンポイントを攻めることが出来るフックに仕上がっている。ましてやルアーに対してあまり傷を付けない(ルアーにフックが当たる事が少ない)と言うこともこのT型の大きな特徴である。X系についてはバランスよく広範囲にフッキングレンジを持っている。
外周の長さだけでフッキング激塔Wの云々は言えないが、どのフックにもそれぞれの特徴がある。Y型の鈎が一世紀わたり現在の形のなったのは、バランスと言う面でそれなりの理由があるのが理解出来る。しかし、釣りは一世紀の間に進化を遂げている。その進化の一つがX型、T型だと私たちは考ています。
次にフックを2本掛けすると言う点での見解を述べていきたいと思います。通用のY型トレブルで2本掛かりすると外すのが大変で、その時に魚にダメージを与えいてました。
それは非常に少ない範囲で2本掛かりを誘発させているからです。だから外しにくい、なぜなら、2本掛かりになりにくいフックの構造だからです。
しかしながら、漁師さん達は何故ケンケンと呼ばれる、ダブルフックを頻繁につかい、
2本掛けを目指しているのでしょうか?それはまずバレが少ないならと、魚を外しやすいから他ならないのではないでしょうか? 我々が数多くの漁師にお話を聞き出した結論がございます。漁師針たるものの基本は“外しやすく、バレにくい”。それは漁師結びも同じです。結びやすく、魚は外れにくいが、人間は外しやすい。非常に矛盾していることですが、数を釣りあげる事が前提でなおさら大物を釣り上げる上での結論ではないでしょうか?漁師と同じくしてこのことをずっと追い続けているアングラーの一人が久保浩一さんです。
久保久保浩一さんが初めてFour Footed Hook- X-S51のプロトを使用したとき意外にも2本掛かりが多かった事に驚かされ、想像以上に魚も外しやすかったんです。もちろん2次元での図式でこのフッキングレンジを分析出来るとは考えていませんが、参考の為にフッキングのレンジの違いについても書いてみました。

図3
ただし、ご理解して頂きたいのはFour Footed Hook-
X-S51はシーバスのショートバイトをいかにして取るかをまず設計されました。2本掛かる事に対して、非常に抵抗があるアングラーの方もいらっしゃると思います。しかし、実際のテストでは案外傷が少なかったのが事実なのです。久保さんの言われる通り、2本掛かりする事で魚の口に鈎の通過点は増えますが、2本の支点で、もしくは1本の支点と1本のサポートフックで魚とやりとりするため、傷が裂けにくいのです。むろん4本針のフックキングを最優先されて、バーブレスで使用されるのもまた一つの手だと考えます。それでもCatch&ReleaseのSport
FishingのレギュレーションにこだわれるならSingle 27のシングルフックを使用されれば良いかと思います。
ただしシングルフックを使っているから傷が少なくなる。この定義は必ずしもそうでなく、あくまでもリリースの際に素早くフックアウトが出来る事が一番のメリットだと考えております。
今回これら3種類のフックの特徴をご説明させていただきました。皆様の釣りに合うフックが必ずあると思います。色々試していただき、ご自身のフィシングスタイルを確立していだくのにお役に立てればと考えております。
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