| −DECOY
SPICの裏開発の裏…それって表?− |
<スピック>
2006年エリアフックのニュースタンダードとて衝撃のデビューをはたしたエリック。
難波伸敏にとっても初となるフックの監修であり、結果、見事にデコイとコラボを果たしたのであるが、どうしてもエリックだけでは多様化するエリアフィッシングをカバー出来ない事に直面していたのも事実であった。
この新しい開発をテレビゲームに例えてみると分かりやすい。
エリックはあなたが操作する主人公。でも表面のゲームは何気なくクリアー出来ても、ゲーム内に存在する裏面や裏テクが必要な時には主人公は必ずと言っていいほど変身する。エリアフィッシングにその事を置き換えてみる。そう時と場合、によってエリックがスピックに変わるのである。
・ それはマリオが時に変身して楽しませてくれるように…
・それは主人公がある時にだけにエクスカリバーを使うように…
スピックの開発を開始した難波はこう語る。
エリックに挑戦
エリア用フックとして次世代のスタンダードを目指して開発したエリック。実際に様々なロケーションの現場で酷使すると様々なことが解ってきました。
エリックが最も得意なのは「1匹との魚の出会いを大切にすること」です。スレた魚が多い状況ではルアーの追いが悪く1回のバイトが貴重です。こんな状況でもエリックは多くのバイトを拾ってくれます。強力に刺さってくれます。掛けた魚をガッチリとホールドしてくれます。おまけに少々デカい魚が掛かってもパワー勝負にも持ち込める、まさに万能タイプ。釣り方で言うと早めにバイトを察知してロッドで掛けていく釣り方。この釣り方であれば現時点でも文句を付ける部分が見つかりません。
ただ、気になるのが強靭なシャンクに対して少々デリケートなポイント(針先)です。強靱な強度を求めると針先に負担がかかってしまうのでしょう。こればっかりは仕方がありません。実はカツイチさんのご好意?熱意ですね…エリックの針先硬度UPも随時行われているのですが、まあ現段階では3匹も魚を掛けたら無条件に交換した方がストレスの少ない釣りができます。
そもそもスレた魚が多い状況ではそれでも満足できました。ところが、これに対し放流直後の小型の魚がバンバン!!! ルアーを追ってくる状態。こんな時にはコマ目にフック交換をしていると効率が悪くなり場合があります。そこで今回は高活性の魚を狙ったフックを開発しました。
その名は「 SPIC 」。スピックと読みます
スピックは特にポイントを強化してあります。だから、エリックに比べると数段多くのバイトに耐えられるようになりました。ゲーブを狭くしてあるので高活性魚の口に入りやすくなっています。さらにはバレが少ないよう急角度でポイントの先端を内側に向けてあります。これは細軸(エリックより2ランク細軸)でありながら、有る程度のパワー勝負を見込んでの設計です。フック自体がタワんでフッキングをアシストする!!!
3ランクのものも試しましたが、耐久性に不安が残りました。
釣り方で言うとバイトをしっかり手元に感じてリールで掛けていく釣り方。そうです。エリックが竿アワセのフックなら、スピックは巻きあわせに適したフックといえるでしょう。細軸のタワみを利用して柔らかめのロッドでもフッキング性を高めています。
活性が高い時にはスピック、活性が下がればエリック。エリア用フックはこの2本でさらなる新世代に突入すると思います。 |