KATSUICHI Reserch & Development / AREA HOOK

デコイフックをイヂる

フックの性能が著しく釣果に影響を及ぼす管理釣り場においてはユーザーからの要求はシビア 必然的にアライアンスによる現場感のあるフック作りを徹底的に見直す必要が迫られているのは皆様もご承知のとおり。
DECOYはルアーフックのニューフロンティアとしてバス・ジギングフックをはじめ数々の名作フックを独自に生み出して来た日本でも数少ない釣針製造販売メーカーブランドである。今までのエリアフックにはほとんど加工されていない平打ち加工、鮎鈎素材からの高硬度カーボンスチールの採用、熱処理+表面処理や剛性(硬度・靭性)強化など…どれに関してもフックいぢりの技術は豊富にある。アナジーをシナジーに変える為には適切に現場で通用するノウハウさえあれば良い。そこで2006年春ナレッジマネージメントのエキスパートである難波伸敏氏を迎え新型フックの開発に着手した。氏の提案を素直に取り入れて試した結果、色々な意味で最強とも言えるエリア用フックの完成となる。イヂりの結果を難波氏はこう語る・・・


エリックに関して
今回はカツイチ社とタッグを組んで管理釣り場専用のフックを開発してみましたよ〜ん!
いままではバーブレスフック専用に設計されたフックが少なくてどうしても疑問を感じる事がありました。そりゃ単にバーブ(返し刺)を取っただけのフックじゃジャンプ一発で簡単に外れたりしちゃうでしょ。ある時はラインやロッドも研究してみたのですが根本的にはフックがしっかりしてくれないと駄目でしたね。そこで私もバーブレスだからこそ突き止めないといけない形状などをゼロから突き止めたかったわけです。その名も『Eric“エリック”』新世代のエリア専用フックの略称です。



基本性能
普通なら魚が掛かり易いフックはバレ易く、逆にバレ辛いフックは魚も掛かり辛い。1本のフックで「掛け易くバレ辛い」という理想的な特性に近づくように調整してみました。道具というのは時代と共に変化しますが、ほんの少しだけ先を見越した結論です。

剛性アップ
魚をヒットさせても簡単に伸びてしまうようなフックでは悔しさが倍増です。そこで魚が掛かってから負担の掛かる場所にポイントを合わせて特に強化しました。形状と強度のバランスにもこだわってみました。やや硬目のロッドのパワーでも簡単に伸びる事は少なくなりエリアフックとしては大躍進です。

食わせ性能
管理釣り場で多くのニジマスはルアー本体よりフックを直に食います。独特のポイントテーパーと形状を密接に組み合わせる事によってフック自体に魚が食い易いような振動特性を持たせました。実際フックを食わせようとした場合、ポイントとフッキングのバランスは大変難しいものです。このあたりも高次元でバランスをとる事に成功しました。

ラインナップ
今発売されている3サイズのテストは終了です。ですが、現行サイズの完成度の高さから、もう少し他サイズも試していきたいところです。
3サイズとも基本性能は統一させました。マイクロスプーンのサイズに合わせてお使いください。マイクロクランクベイトにも#8,#6は抜群の性能を発揮してくれると思いますよ。


最後になりましたが、私なりにカツイチ社の管釣り用のフック性能を底上げするという意味も込めて開発をお手伝いしました。言葉は正しくないかも知れませんが、何処が特化している訳でもなく全体のバランスを求めたつもりです。この新型フックの登場により管釣り用フックはまた少し新しい時代に突入するかもです。


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