1990年に開発されたSW,FWのメインコンセプトを引き継ぎ、Solid
System により改善されたY-S21,T-S21、遂にバス専用のトレブルフックの開発がデコイプロスタッフの手で2002年より開始されました。
今回もっともこだわった点がサスペンドミノーへの対応でした。通常ルアーメーカーの標準装備フックは#6で0.41g。例えば、サスペンドにチューニングしていてもフックが変わると意味がなくなるわけです。このことにデコイプロスタッフ達が目を付け、また標準装備してある、フックよりも更に高品質で、こだわったものに仕上げる事がテーマとなりました。
まずはロウ付け加工による精度の追求です。いかにして安定した重量のロウ材をフックの結合に用いるかです。ディスペンサーを使用するだけではロウ材の流れにばらつきが出たり、作業工程のトラブルが相次ぎ、開発までに8ヶ月の月日を要しました。その結果、重量公差±0.01gという高精度の溶接技術 Accurate
Solid Systemが開発されたのです。
次にフックのポテンシャルをさらに追求すべきとの庄司潤プロのアドバイスを受け、さらに2xファインフックを試作しましたが、結果は強度と重量バランスが悪く、ボツとなってしまいました。その際に採用した1xlong-point加工と、平打ちで強度を持たしたベンド、1x-wideにしたゲイプそのコンセプトを受け継いだ現行のY-F33が完成しました。
テスト段階ではバレの少なさとフッキングよさ、そして、艶を完全におさえた、MAT
BLACK仕様のフックはトーナメントシーンで活躍し、またサイズを細分化させることでさらにルアーとのマッチングにこだわりました。皆様もご存じの通り、たとえばサスペンドミノーで水温が1度違うとルアーが浮き沈みします。それは水質によっても変わってきますし、現場では同じ環境は少ないのです。そこで今回新登場の#5,#7フックが必要となってくるのです。Y-F33はショートシャンクですから、クランクベイトでは通常のフックよりさらに一番大きいフックの使用も可能です。こうなってくると皆様の釣りにさらに幅が出てくるわけです。
今回、メインアドバイスを頂いた庄司潤プロ、その他テストにご協力頂いたプロスタッフに感謝申し上げます。
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