KATSUICHI Reserch & Development / ASSIST HOOK

アシストフックのお話

東京のシーバスジギングが発祥と思われるアシストフック、近年のジギングでは不可欠なギアの1つとなりました。ご存知の方は少ないかも知れませんが、当社は6年程前からアシストフックの前進ともいうべきDJシリーズを発足させていました。DECOY SWIMMING HOOKがそうです。御陰様で1999年度までにDJシリーズは8種類をラインアップし、針の基本性能とバレが少ないという事から、トラウト、サーモン、ジギングのアングラー達には近年支持され続けています。そんなこんなで流行語大賞でも受けそうな勢いのアシストフック。我々スタッフとテスターの方々の見解を報告してみましょう。

フロントにアシストフックとリアにトリプルフックを組み合わした場合、アシストフックへのフッキングは9割を超えます。この事は皆様が体験されている不思議な事実です。何故、広範囲のフッキングエリアを持つトリプルフックにアシストフックは勝るのでしょう?

1つに、魚は目を見て食べ、頭から捕食するからだと言われます。確かにそうかもしれません。しかしハイピッチショートジャークが主流になってきている中、魚が実際ジグを追い、目を確認してからアタックするとなると少し無理な見解かもしれません。実際、魚の捕食パターンは頭から食べるだけでなく、体当たりして弱った魚を丸飲みしたり、追いかけて尻尾から捕食したり数々あるのですから.....。

もう1つ挙げられることに、ターゲットの魚にはフロントアシストフックは小魚に見え、ジグがその小魚を捕食しようとしている状態を演出しているという見解です。一般的に魚が餌を捕食している時はもっとも無防備な時とされていますし、ジグが捕食しようとしている小魚を横取りしようしているのかもしれません。

この2つの見解でのアシストにフッキングする理由としてはは1割〜2割だと我々は判断しています。

では9割という数字はなぜ出てくるのでしょう。我々とテスターの方とのお話の中でこのような物理的見解が生まれました。皆様は針がフッキングするまでの過程をご存知でしょうか? 

魚の口など吸引する物を針に近づけた際、針はラインとシャンクを軸にして重量バランスの軽い、針先から吸引口に吸い込まれます。(図1)その後アワセを行うとフッキングするのです。上顎によくフッキングする理由が解っていただけるでしょう。
ジギングにこの事をふまえますと、ラインを軸にして魚の口(吸引する物)にジグ、トリプルフック、アシストフックの中で最初に入り込む物は何かとなります。答えは簡単!!! まず重量の軽いアシストフックです。なおかつアシストフックはジグともっともフリーな状態でセットされていますから、先ほどお話したフッキングまでの過程が当てはまるのです。

例えば、フロント、リアともにアシストフックを使用したり、フロントにアシスト、リアにシングルフックを使用した場合フロントのアシストのみにフッキングする確率は確実に下がります。物理的にどのフックが最初に口の中に入るかという事なのです。我々がはかり知れない非物理的な2つの理由と物理的な理由。以上3点の説明で皆様の疑問が解決されたでしょうか? 我々はアシストフックの可能性をこれからも追い続け、DJシリーズの開発に取り組んでいます。ご期待下さい!!!

  

  


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